前回のメルマガでは、デジタル終活の優先順位についてお伝えしました。
「まずはここから」という優先順位が見えてくると、少し気持ちが軽くなりますよね。
しかし、せっかく情報を整理しても、「いざという時に、家族がその場所にたどり着けない」という問題がよく起こります。
今回は、多くの方がつまずくポイント、「家族への共有方法」について。
重苦しくならず、かつ確実に伝えるための3つのステップを解説します。
「終活の話をすると縁起が悪いと思われそう」「自分のプライバシーも守りたい」……。
そんな不安を感じる方も多いはず。 でも大丈夫です。中身をすべて今すぐ見せる必要はありません。
デジタル情報をデジタルのまま共有しようとすると、共有設定やパスワード管理がさらに複雑になりがちです。
おすすめは、あえて「紙」を入り口にすること。
エンディングノートの1ページに書く
「もしもの時のメモ」として封筒に入れる
アナログな紙が一枚あるだけで、家族の迷いは一気に解消されます。
あまりに厳重に隠しすぎると、結局見つけられずに終わってしまいます。
「通帳と同じ場所」「仏壇の引き出し」「リビングの重要書類ケース」など、
中身をそのまま紙に書くのが不安なら、「スマホのパスコード」だけを紙に書き、
そのスマホのメモ帳やアプリ内に詳細な情報を残すというハイブリッド方式が効果的です。
この番号でスマホを開けば、全部わかるよ」と一言伝えておくだけで、家族の負担は劇的に減ります。
「死んだ後の話なんだけど…」と切り出すと、お互い身構えてしまいます。 日常の会話の中で、サラッと伝えてみましょう。
「最近スマホの整理をしてて、万が一の時に困らないようにメモを作ってあそこに入れといたから。もし何かあったら見てね」
これくらい軽やかでOKです。 「家族を迷わせないための優しさ」だと考えれば、伝えやすくなるはず。
まずは、メモを書いた封筒の「置き場所」をどこにするか、頭の中で決めるだけで十分です。
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